予約をする意味

食事や美容院に行くときなどに店に予約(アポ)をすることがある。まとまった人数で飲み会をするときには必須である。予約の意味はその時間に確実にサービスを受けられるためだけだと思っていた。

しかし、最近、飲食店などに限らずどこかの店にいくときには予約をしてから行った方が良いサービスを受けられるよ、ということを聞いた。

店の立場からすると、この時間にこういうサービスを要求する客がやってくるということがあらかじめわかっていたら、サービスそのものの準備をすることができるためより良いサービスを提供できるだろうと思う。

しかし、それだけではなく店員の心理にも影響するのかも知れない。予約をしてもしなくても提供するサービスの内容は同じだったとしても、あらかじめこういう客が来るということがわかっていれば心の準備ができた状態で安心して迎えることができる。この「安心した状態」というのが良いサービスにつながるのであろう。

予約する側からすると、いちいち電話などで連絡するのは手間がかかるし、人によるかもしれないが他人にコンタクトをとることにはほんのちょっとした心理的負担がある。しかし、そのことによってより良いサービスを受けられることがありそうなら、予約することに対するちょっとした抵抗感は薄れる。

なんだかちょっといい話を聞いたような気がした。