9月3日(木) 広島0-6中日 ナゴヤドーム

今カード最終戦は敗戦で負け越した。ジョンソンの勝ちはまたもやお預けとなった。ジョンソンは0勝7敗でたまたまだが彼の負けの数がチームの借金の数になっている。

勝った中日は8安打6得点、カープは9安打無得点だった。

前回登板もそうだが素人目にはジョンソンがなぜ勝てないのか技術的なことはよくわからない。そんなに悪いのだろうか。ただ、今日思ったのは、マウンドでも不安そうだしベンチでも表情がおかしいことだ。こんなジョンソンの顔は昨年まで見たことがなかった。

解説の権藤によると、「ジョンソンの生命線はストレートなんだから多少打たれたとしてももっと自信をもってストレートを投げ込め、四隅に変化球を投げてかわそうと思うな」とのことだったがそうなのだろうか。また「彼ほどのピッチャーなら好きな球を投げればいいんだからリードについては関係ない」とも言っていた。

何とか立ち直ってほしい。

今日は坂倉がキャッチャーであった。打つ方は猛打賞だった。リード面もキャッチング面もこれから進歩していくだろう。

今日はスタメンで1番大盛だった。一本ヒットを打ったし、他にもいい当たりもあった。足が速くて守備範囲も広い。今日は連係ミスもあったが今後慣れるだろう。最後の打席は代打に磯村を出されたが、そのまま大盛の打席でよかったのではないか。今後も使い続けてほしい。期待している。

大盛の代打は磯村だった。去年までの磯村は勝負強かったが、今年は不振が続いている。彼だけではなく不振続きの選手が何人もいる。鈴木誠也田中広輔もそうである。

捻挫した堂林や二軍調整をしている西川もそうだが、コンディショニングに問題はないだろうか。去年までのカープの売りはトレーナーの権限が強くコンディション調整をしっかりやっているということだったが、今年は状況が変わっているようにも見える。

また、今日の中日の先発福谷はカープが苦手としているピッチャーである。気になったのはストライクを続けて見逃す選手が多かったことだ。その割には粘れていない。いいピッチャーには追い込まれると厳しいので早いカウントから振っていくという方法があるらしい。一方、福谷のような100球持つかどうかのピッチャーなら粘って球数を稼いで早い回で降ろすという戦略もある。しかし、どっちつかずのように見えた。苦手なピッチャーならなんとか策を考えて苦手脱却を図ろうという意図が見えにくいのが残念だ。

ある意味一番の見所だったのは矢崎の登板か。2.5軍で動作解析をして二軍で三振を取りまくり満を持して上がってきたが、イメージ的にはルーキーの年と変わっていなかった。球威はバツグンだがノーコンという。逆にまとまっていたら内心ガッカリしたかも(笑)。中日の打者が空振りしてくれたから三振がとれたものの全部見られてたら明らかに四球ばかりだっただろう。それでもまた使ってほしい。使っているうちに彼の良さの活かし方がわかりそうな気がする。