9月5日(土) 広島1-10DeNA マツダスタジアム

今日は完敗だった。DeNA大貫に完投を許してしまった。カープは初物に弱いと言われるが、まさしくそんな試合だった。

カープの先発は大瀬良だった。一昨年の大瀬良は顔つきが以前と違っていた。それ以前はマウンドでも顔に人柄の良さが表れていたが、一昨年は普段とは違う戦う顔だったと思う。しかし、前回と今回の登板では調子が良くないことが本人もわかっているのだろうか、自信がなさそうに見える。去年も後半はそれほど良くなかったと思う。疲れがあるのか、コンディションに問題があるのか。気になるところである。解説の山本浩二もフォームが良くないと言っていた。

ジョンソンも二軍調整になった。エース級の二人が計算できないのはチームにとって厳しい。

カープの1点は鈴木、松山の連続ヒットによるものだった。鈴木は調子が悪いなりに頑張っている。山本浩二も自分のスイングはできていないが技術で打っていると言っていた。松山のヒットはホームランにならず惜しかったがいい当たりだった。

今日は桒原がプロ一軍初出場だった。打つほうはサードフライ、セカンドの守りではエラーとほろ苦いデビューになった。

中継ぎは中田、高橋樹也、矢崎だった。中田は昨日に続く連投。昨日はビシッと抑えたし、今日もあまり悪くなかったと思う。ソトにホームランを打たれた球は低くていい球に見えたが、ローボールヒッターのソトが好きな球だったかもしれない。樹也と矢崎はそれぞれ二回ずつ投げて良かったと思う。樹也は今日二軍から上がったが0点に抑えた。矢崎は味方のエラーで一点献上したが今日2ホームランのソトを高めのストレートで3球空振りの三振に仕留めた。二人ともビハインドで使えそうだ。矢崎のキャッチャーは白濱が務めた。今年初出場。キャッチングはさすがベテラン、安定している。

九回はツーアウトから代打坂倉、メヒアが連続ヒットを打った。明日につながるだろう。