2021-01-01から1年間の記事一覧

映画レビュー「ファーストラヴ」 ー 個人の生き方と心理的安全性

しばらくぶりに映画を見に行った。近所の映画館になかなか見ようと思う作品がこなかった。コロナ禍で夜20時には上映が終わっている状況でもある。 この作品はストーリー展開や話の必然性が甘いところがあり、そこが残念である。読んでいないのでわからないが…

全身麻酔は怖くない ー 麻酔科医は科学的知識を駆使するアーティストだ

手術で全身麻酔をしたことのある人が知り合いに何人かいる。雲の上にいるようでうっとりとしたという人、意識を失って次の瞬間には普通の状態で病室にいたという人、すごく気持ち悪かったのでこんな経験はもう二度と嫌という人、体験はひとそれぞれのようだ…

東京湾岸サイクリング ー ビアンキ、プリマヴェーラに乗って

10年以上前に自転車を買った。イタリアのビアンキ社のプリマヴェーラである。通勤にビアンキのクロスバイクがほしいと思い近所の自転車店に行くと、店頭にあった手頃なものがプリマヴェーラだったのでそれを買った。 クロスバイクといっても、泥よけも荷台も…

「不織布マスク警察」はくだらない ー マスクの防御力は素材、つけ方、呼吸の仕方で決まる

「不織布マスク警察」という人たちがいるらしい。ウレタンマスクを蛇蝎のごとく嫌っているようだ。しかし「不織布マスク警察」の人たちは物事を一面からしかとらえていない。 マスクの防御力は、「素材」、「つけ方(フィット感)」、「呼吸の仕方(鼻呼吸と…

政治家が夜の街を利用する理由は、秘密が守られるから、ではなかったのか

政治家が緊急事態宣言中に高級レストラン、料亭、クラブやラウンジに出入りしていたというニュースがある。このニュースで報じられるのは、国民が我慢している時期に、国民から得た報酬で、夜の街に繰り出して美味しい料理を堪能しキレイなお姉さんたちと遊…

ポストコロナでの金融市場と産業構造の変化

前の記事で、リーマンショック時とコロナショックが違う点について、リーマンショックは金融の問題、コロナショックは実体経済の問題と書いた。現在では日本もアメリカも欧州も、実体経済には問題があるものの株価は上昇している。各国では金融緩和政策がと…

コロナショックの負の乗数効果(レバレッジ)、リーマンショックとの比較

コロナによって実体経済に影響が及んでいる。ここでは、リーマンショックとコロナに関する経済問題を比較してみたい。 リーマンショックは当初は金融の問題であったものが実体経済に波及したのだが、コロナショックは当初から実体経済の問題である。 リーマ…

コロナで銀座がシャッター街になる危機とスマートシティの波

昨年2020年の初めまでは銀座通りの銀座7丁目、8丁目あたりに行くと観光バスから中国人がわんさか降りてきて、インバウンドが全盛だった。 バブルが崩壊してしばらく後の1990年代後半から銀座は緩やかに姿を変えてきていた。百貨店に行くとフロアに客よりも…

好き勝手言われるほうが飲み会の幹事はやりやすい

飲み会の幹事をすることが結構ある。コロナの影響で1年くらい飲み会に行っていないが、去年の初めまでは定例会や突発的な飲み会をアレンジすることがあった。 幹事をする上で実はやりやすいのが、何でも好き勝手ワガママをいうメンバーのグループである。彼…

スポーツ観戦しにくいコロナ禍だからこそ、プロ野球と広島カープの魅力を世界に広めよう!

広島在住の人は意識していないかもしれないが、広島という都市は世界に知らない人はいないくらい有名である。その知名度は東京や京都以上かもしれない。 日本駐在の外国人で、駐在中に是非広島に行ってみたいと思っている人は多い。外国人は原爆ドームと宮島…

テレワーク時代の身だしなみ

昨年から外出の機会が減り、身だしなみがテキトーになってきていることについて自覚があった。 テレワークではオンライン会議もある。女性は普段出歩いているときよりもむしろベースメイクをちゃんとしたほうがキレイに映るように思う。男性も突然会議が入っ…

リアルでもEコマースでも、マーケティングは生ものである

ネットでものを買うときにいろいろなサイトを訪問して、その結果やたらとたくさん広告が出てきた経験が誰しもあるだろう。まだ迷っているうちならまだしも、すでに買ってしまったのに広告が出てくるとうっとうしく思うものだ。しかも安いものを探して買った…

おつりの計算とフィンテック

以前欧州に旅行に行ったときに、バスの運転手やお店の人がおつりの計算ができないのに驚いた。彼らは足し算しかできないので、ものの値段にいくら足すともらった金額になるか考える。そしておつりは正確な金額ではなく、自分が損をしない範囲でのだいたいの…

手作り石けんのこと

20年近く前から家で使う石けんは手作りしている。もう100回以上は作っただろう。毎日料理を作って食べるのと同様に、石けんも日常的に作って消費している。身体全体を自作の石けんで快適に洗うようになった。最初は、前田京子さんの「お風呂の愉しみ」という…

マスクなしで騒ぐ子供が新型コロナ感染を拡大させる可能性

うちの近隣にはマスクなしで叫び声を上げたりして飛沫を飛ばしまくっている人たちが数多くいる。それは幼い子供たちである。大人が抱っこしていて、顔が大人と同じくらいの位置にある子供も多い。大人が同じ行動をとったら眉をひそめられるだろうしトラブル…

箱根駅伝のコロナ対策

私は今年も含めて箱根駅伝の応援に出かけたことはなく、毎年もっぱらテレビかネットで眺めている。今年の箱根駅伝では、沿道での応援は控えるようテロップが流れていた。 沿道に応援に行く個人の見方としては、自分は別に症状もないしたぶん感染していないか…

AI時代における学歴と教養、英語教育について

私は社会人になってから修士号を取った。理由のひとつは学歴がほしかったからである。日本は学歴社会ではないが、欧米諸国は学歴社会である。国際的な企業で働いたりするときに修士号を持っていないと人並みの学歴がないと判断されるのだ。 日本は学歴社会で…